首都移転の法案可決=課題山積、見切り発車―インドネシア 2022年01月18日 19時56分

インドネシアの新首都に作られる大統領宮殿とオフィスのデザイン(制作者ニョマン氏のインスタグラムより・時事)
インドネシアの新首都に作られる大統領宮殿とオフィスのデザイン(制作者ニョマン氏のインスタグラムより・時事)

 【ジャカルタ時事】インドネシアの国会は18日、首都移転の法案を可決した。首都を現在のジャカルタからカリマンタン島東部へ移すもので、政府は今後、開発に着手できる。ただ、必要な予算の確定や資金の確保を後回しにした他、環境破壊や災害といった山積する課題への対応も議論されておらず、見切り発車した格好となった。
 時事通信が入手した法案によると、新首都の地名は「ヌサンタラ(群島)」。陸の面積は25万ヘクタール余で、大臣クラスが治める特別な自治体となる。一方、必要な予算と国費の投入額、開発や移転の開始時期については「政令や規則で定める」と記すにとどめた。 

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