婚姻で「女性意思尊重」指示=タリバン、国際社会意識か―アフガン 2021年12月03日 18時18分

イスラム主義組織タリバン兵の横で、デモを行うアフガニスタンの女性たち=9月7日、カブール(AFP時事)
イスラム主義組織タリバン兵の横で、デモを行うアフガニスタンの女性たち=9月7日、カブール(AFP時事)

 【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンの最高指導者アクンザダ師は3日、女性を意思に反し結婚させないことなどを国民に指示する声明を出した。主に欧米諸国からの制裁や資産凍結の解除、政権承認を念頭に人権尊重の姿勢を強調したものとみられる。
 声明は「夫の死後、妻は夫の兄弟らと無理やり結婚させられない」と例示。「女性の意思に反する強制的結婚」の禁止をうたった。また、妻の相続の権利保障も盛り込まれた。タリバン暫定政権の公務員のほか、イスラム法学者や部族の長老らに対し、徹底を命じた。
 アフガンでの女性への婚姻強制については、部族的な伝統に基づくという見方もある。今回の指示で女性の権利尊重が進むかは不明だ。 

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