合意なければ「金融危機」=債務上限問題で―米財務長官 2021年09月29日 06時28分

 【ワシントン時事】イエレン米財務長官は28日、上院銀行委員会で証言し、議会与野党が債務上限の引き上げや一時停止で合意できなければ、「金融危機になる」と警告した。
 米連邦政府の借り入れ限度を定める債務上限の一時停止などを盛り込んだ法案をめぐっては、与党民主党が過半数を握る下院を通過したものの、与野党の勢力が拮抗(きっこう)する上院では可決のめどが立っていない。可決できなければ、米国がデフォルト(債務不履行)に陥りかねない。
 イエレン氏は債務上限問題が解決しなければ、基軸通貨のドルや最も安全な資産とされる米国債への信用が揺らぐと懸念。「一般市民のローン金利支払いも膨れ上がる」と語った。 

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