五輪ディレクター「反ユダヤ的」=小林賢太郎さんを非難―米団体 2021年07月22日 10時22分

米国の反ユダヤ活動監視団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)のエイブラハム・クーパー氏=2014年12月、ロサンゼルス(AFP時事)
米国の反ユダヤ活動監視団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)のエイブラハム・クーパー氏=2014年12月、ロサンゼルス(AFP時事)

 【ロサンゼルス時事】米国の反ユダヤ活動監視団体サイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)は21日、東京五輪の開会式と閉会式のショーディレクターを務める元お笑い芸人、小林賢太郎さん(元ラーメンズ)について、過去に「反ユダヤ的なジョークや障害者へのいじめ」をしていたとして非難する声明を発表した。
 声明などによると、小林さんは、ラーメンズとして活動していた1998年、コントでナチス・ドイツによるホロコースト(ユダヤ人虐殺)をネタにし、「ユダヤ人大量惨殺ごっこをやろうって言った時のな」と発言するなどしていたとされる。
 SWCのエイブラハム・クーパー氏は「どれだけクリエーティブな人物であろうが、ナチスの大虐殺の犠牲者をあざ笑う権利はない」と指摘。「この人物が五輪に関わることは、(ホロコーストで犠牲になったとされる)600万人のユダヤ人の記憶を侮辱し、パラリンピックを残酷にあざけることになる」と強調した。 

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