駐日大使起用に反対運動=シカゴ市長時代の事件遺族ら―米 2021年06月11日 07時21分

駐日米大使への起用が取り沙汰されるラーム・エマニュエル前シカゴ市長=2017年3月、シカゴ(AFP時事)
駐日米大使への起用が取り沙汰されるラーム・エマニュエル前シカゴ市長=2017年3月、シカゴ(AFP時事)

 【ワシントン時事】バイデン米政権が検討するラーム・エマニュエル前シカゴ市長(61)の駐日大使起用に対し、同氏が市長時代にシカゴ市警の暴力で犠牲となった黒人の遺族ら28人が10日、反対する声明を発表した。人事には共和党だけでなく与党民主党でも左派を中心に異論がある。
 声明に名を連ねたのは、2012年に酒を飲んだ警官に殺害された22歳の黒人女性の妹や、16年に警官に射殺された16歳の黒人少年の親族ら。
 声明はエマニュエル氏が「有色人種のコミュニティーを軽蔑し、警官の暴力で家族を失った人々を冷淡に無視してきた」と指摘。黒人の命に対する「軽蔑の象徴」である人物を駐日大使に任命すれば、米国もまたその象徴になると警告した。 

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