ウラン濃縮「イスラエルへの報復」=米譲歩狙い強硬―イラン大統領 2021年04月14日 18時57分

 【カイロ時事】イランのロウハニ大統領は14日、濃縮度を60%に引き上げた高濃縮ウランの製造について「イスラエルの悪意に対する反応だ」と強調した。イスラエルの対外情報機関モサドがイラン中部ナタンツの核施設に破壊工作を仕掛けた疑いがあり、イランは「核活動を狙ったテロ行為」と反発している。イランが報復措置に出たことで緊張が一段と激化する恐れがある。
 ウランの濃縮度を60%に高めれば、兵器級の90%超への引き上げは比較的容易とされ、核爆弾製造に必要な核物質獲得までの期間が大幅に短縮されかねない。イランは核兵器開発を否定し、高濃縮ウランを放射性医薬品などの「平和目的」(ロウハニ師)に使うと主張している。 

海外経済ニュース