業績回復確認で上昇
東洋証券マーケット支援部ストラテジスト山本裕史氏 2022年01月14日 14時35分

 上場企業の第3四半期決算発表が月末から本格化するため、中身を見るまでは株式に本格的な買いを入れにくい状況だ。ここで業績の回復が確認できた場合、日経平均株価が今年度中に3万円を回復することもありそうだ。
 リスク要因は新型コロナウイルス「オミクロン株」と内外の政治問題だ。中国の「ゼロコロナ」戦略は、徹底した行動制限が経済回復の足かせになる恐れがある。米国では今秋の中間選挙を控え、バイデン大統領の支持率低迷や大型経済法案の先行き不透明感から厳しい政治状況となることが見込まれる。
 国内では今夏の参院選に向けてコロナ対策を強化した場合、岸田政権の支持率は上がる一方、飲食店への時短営業再要請などが相場の重しとなろう。ただ、こうした問題はこれまで積み上げたコロナへの知見から、より良いシナリオに変わる可能性もある。

私の相場観