景気回復織り込む年
丸三証券専務服部誠氏 2022年01月06日 16時28分

 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染拡大は避けられないだろうが、その山を越えて、少しずつ景気回復を織り込む年になると予想している。出遅れ感のある日本株について強気にみている外国人投資家は多いようだ。日経平均株価は年末に向けて3万2500円近辺に上昇し、今年の高値を付けるとイメージしている。
 「株式市場は時代を映す鏡」と言われる。昨年、日経平均は5%しか上がらなかったが、半導体関連株は上昇率が高かった。今年はコロナ禍で業績が圧迫されてきた業種が回復するとみている。半導体不足の解消で自動車株や工場自動化に関連する機械株が有望だ。
 また、米国で金融引き締めが始まる。株高には企業業績の上昇が欠かせない。仕入れや製造のコストが高くなる中、価格転嫁ができる会社とできない会社で明暗が分かれる。投資家の物色も昨年以上に二極化していくだろう。

私の相場観