1割増益で3万1500円
第一生命経済研究所主任エコノミスト藤代宏一氏 2022年01月05日 14時33分

 日経平均株価は今後12カ月の間に3万1500円程度まで上昇するとみている。2022年度は1株当たり利益で10%弱の増益が見込まれる。21年秋以降の日経平均にこの増益率を掛けると、3万1500~3万2000円程度になる。
 新型コロナウイルスはオミクロン株の流行などにより足元感染が広がっているが、市場では、厳格なロックダウン(都市封鎖)には至らないとの見方が多い。米連邦準備制度理事会(FRB)による年内3回の利上げもある程度コンセンサスになっており、実際に利上げが行われても市場への影響は限られよう。米国の金融政策に絡んで乱高下する局面はあっても、持続的な株価下落圧力にはならないと考える。
 中国では不動産企業の債務問題がくすぶっている。しかし、預金準備率引き下げなどの結果、景気に急ブレーキがかかる事態はひとまず回避されたのではないか。

私の相場観