条件そろえば3万4000円
証券ジャパン調査情報部部長大谷正之氏 2021年12月29日 14時37分

 2022年の日経平均株価は5月にかけて高値を付けると予想する。調整局面では2万8000円を割るかもしれないが、新型コロナウイルスの影響で混乱したサプライチェーン(供給網)が正常化し需要の強さも続くなど条件がそろえば、3万4000円程度までの上昇はあり得る。
 22年もコロナの変異株「オミクロン株」の拡大や、米国の金融正常化の影響など不安材料はある。ただ、経口薬やワクチンの効果などでコロナによるリスクは低下するとみられる。米国の金融政策についても、利上げの回数などは既に相場にかなり織り込まれている。世界的な景気回復の流れは続き、企業の業績は好調だろう。
 株式投資では「テーマ性」が重要になる。半導体の旺盛な需要は続くとみられ、電気自動車(EV)関連もテーマになりやすい。脱炭素の流れで水素や再生エネルギーなども引き続き注目されるとみている。

私の相場観