上昇基調は不変
三木証券取締役商品本部長高橋春樹氏 2021年12月03日 14時20分

 株式市場の上昇基調は変わっておらず、日経平均は年度末に向けて3万2000~3万3000円までの上昇が見込めると考える。
 足元では、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に対する警戒感から世界的に金融市場は動揺しているが、過度な不安は不要だろう。発生元とされる南アフリカでは、新規感染者数は増加しているものの、重症化数が増えたという報告はない。今後数カ月後には対応するワクチンも出てくることが想定され、デルタ株の時のような事態にはならないだろう。
 一方、日本に目を向けると、自動車生産の回復が進むなど景況感の改善は進展している。補正予算が成立すれば経済対策も実行に移される。企業業績も好調に推移しており、コロナ後を見据えた動きが本格化してこよう。コロナ変異株の感染状況などに一喜一憂する場面もあろうが、株価水準が切り下がれば押し目買いの好機と捉えたい。

私の相場観