9月ごろに年内高値
楽天証券チーフ・ストラテジスト窪田真之氏 2021年04月05日 15時01分

 景気や企業業績の回復を受けた上昇トレンドが続き、9月ごろに日経平均株価は3万2000円を付けるだろう。年末にかけては米景気が過熱し米長期金利が2%を超えるあたりで、日経平均は下落すると予想する。米金利が2.5%まで上昇すれば年末には2万8000円、2%に乗せる程度でとどまれば3万円とみている。
 現在はカネ余りによる金融相場から、景気や業績の回復の勢いを反映した業績相場への移行期にある。ただ、今回の米景気の変化は非常に速い。10月には過熱期に入る可能性がある。
 新型コロナウイルスの感染収束により、抑えられていた消費が一気に出るリベンジ消費が表面化する。そこに1.9兆ドル規模の米経済対策が重なる。原油や銅が値上がりし、インフレ懸念も強い。金利が上がれば株は下がる。過熱がひどくなれば、来年は巨額の経済対策の反動や製造業の在庫調整の影響により米景気は減速するだろう。

私の相場観