立維国、ガソリン減税で共同歩調=11日にも法案提出 2025年06月10日 20時14分

立憲民主、日本維新の会、国民民主3党の政調会長は10日、国会内で会談し、ガソリン税の暫定税率を7月1日に廃止する法案を共同提出することで合意した。各党の手続きを経て、11日にも衆院に提出する。3党は国会対応で足並みの乱れが目立つが、暫定税率に関しては早期廃止に消極的な自民党との差別化を図ることで思惑が一致したとみられる。
法案には地方自治体の減収分を国が全額負担する規定も盛り込む。立民の重徳和彦政調会長は記者団に「限られた会期内で最大限、3党の一致点を見いだした」と強調。他の野党にも協力を呼び掛けると説明した。