〔ロンドン外為〕円上昇、148円近辺=日銀利上げ観測背景(13日正午) 2025年03月13日 21時22分
【ロンドン時事】13日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の利上げ観測が高まる中、円買い・ドル売りが優勢となり、1ドル=148円近辺に上昇した。正午現在は147円94銭~148円04銭と、前日午後4時(148円27~37銭)比33銭の円高・ドル安。
円は序盤、アジア時間で日本の長期金利上昇を背景に円買い・ドル売りが進んだ流れを受け、円高・ドル安の地合いで取引開始。ロンドン時間では、時間外取引での米長期金利の動向を眺めた展開となる中、ドルが対他通貨で買われた流れが円相場にも波及し、上げ幅が縮小した。ただ、午後に米国で2月の卸売物価指数(PPI)の発表を控えて様子見ムードも広がっており、下げ渋った。
対ユーロは1ユーロ=160円61~71銭(前日午後4時は161円98銭~162円08銭)と、1円37銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0851~0861ドル(同1.0919~0929ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2927~2937ドル(同1.2963~2973ドル)。