〔米株式〕ダウ反発、429ドル高=ナスダックは7日連続最高値(10日) 2024年07月11日 05時29分

 【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク株式相場は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が金融緩和に前向きだと受け止められたことから買いが入り、3営業日ぶりに反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比429.39ドル高の3万9721.36ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は218.16ポイント高の1万8647.45と、7営業日連続で史上最高値を更新して引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比991万株増の8億798万株。
 翌日に6月の米消費者物価指数(CPI)発表を控え、序盤は様子見姿勢が漂った。一方、パウエル氏が下院金融サービス委員会で、過熱していた労働市場が相当冷え込んでいると言及。9月に利下げに踏み切るとの観測が維持され、ダウの上げ幅が拡大した。
 米半導体大手エヌビディアは2.7%高。半導体受託製造の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が公表した6月の売上高が堅調だったことを受け、関連銘柄に買いが入った。投資家が重視するS&P500種株価指数は初めて5600の大台に到達し、最高値を更新して取引を終えた。
 ダウ構成銘柄は軒並み値上がりし、アップルが1.9%高、マイクロソフトが1.5%高、ゴールドマン・サックスが1.3%高。ビザは0.9%安、ウォルト・ディズニーは0.1%安だった。

前日からの主な出来事