〔NY外為〕円、161円台半ば(10日朝) 2024年07月10日 22時14分

 【ニューヨーク時事】10日午前のニューヨーク外国為替市場では、翌11日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=161円台半ばで小動きとなっている。午前9時現在は161円40~50銭と、前日午後5時(161円26~36銭)比14銭の円安・ドル高。
 この日は米主要経済指標の発表がない中、円安・ドル高地合いとなった海外市場の流れを引き継ぎ、やや円売り・ドル買いの流れに傾いている。一方、米長期金利の低下や政府・日銀による為替介入への警戒感が円の下値を支えているほか、米労働省が翌11日に発表する6月のCPIから足元のインフレの動向を見極めたいとの思惑が強く、狭いレンジ内での値動きとなっている。
 市場参加者は、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による下院金融サービス委員会での証言など、この日予定されている複数のFRB高官の発言に注目している。
 一方、ロイター通信は複数の関係筋の話として、日銀が今月30、31両日に開く金融政策決定会合で公表する最新の景気予測「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」で、2024年度の実質GDP(国内総生産)見通しを引き下げる公算が大きいと報じた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0820~0830ドル(前日午後5時は1.0809~0819ドル)、対円では同174円80~90銭(同174円38~48銭)と、42銭の円安・ユーロ高。

前日からの主な出来事