〔NY外為〕円、150円台後半(1日朝) 2024年03月01日 23時13分

 【ニューヨーク時事】週末1日午前のニューヨーク外国為替市場では、植田和男日銀総裁のハト派的な発言をきっかけとした円売り・ドル買いの流れが継続し、円相場は1ドル=150円台後半に下落している。午前9時現在は150円60〜70銭と、前日午後5時(149円92銭〜150円02銭銭)比68銭の円安・ドル高。
 日銀の植田総裁は前日夕、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見で、物価目標の達成はまだ先との見方を表明。これを受け、海外市場では円売り・ドル買いが優勢となった。ただ、今月18〜19日の金融政策決定会合で、日銀がマイナス金利政策を解除するとの観測も根強く、円は年初来安値の150円88銭を前に下げ渋っている。
 米地銀持ち株会社ニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)が前日、大幅な損失を計上すると明らかにしたものの、この日は米長期金利が小幅に上昇。これを背景に、米市場入り後も円安・ドル高基調が継続している。この後は、米サプライ管理協会(ISM)が2月の製造業購買担当者景況指数(PMI)、ミシガン大学が2月の消費者景況指数(確報値)を発表する。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0810〜0820ドル(前日午後5時は1.0800〜0810ドル)、対円では同162円80〜90銭(同162円00〜10銭)と、80銭の円安・ユーロ高。

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