〔米株式〕ダウ反発、83ドル高=FRB高官の利下げ言及で(28日) 2023年11月29日 06時51分

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官が利下げについて言及したことが好感され、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比83.51ドル高の3万5416.98ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は40.74ポイント高の1万4281.76で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比2046万株減の8億2781万株。
 FRBのウォラー理事はこの日、インフレの低下を確信できれば「政策金利を引き下げ始めることができる」と述べた。株式市場の重荷となってきた利上げが終わり、利下げが始まるとの期待が高まり、幅広い銘柄に買いが入った。
 一方、FRBのボウマン理事は同日、インフレ抑制のため「追加利上げが必要と引き続き予想している」と相反する発言をした。これに加え、市場では景気減速に対する不安も根強く、株価の上値は限られた。
 ダウ銘柄ではスリーエムが1.5%高、ボーイングが1.4%高、ウォルマートが1.2%高、ダウとマイクロソフトがいずれも1.1%高。一方、ウォルト・ディズニーが2.8%安、メルクが1.2%安。
 ナスダックでは、中国系通販「Temu(ティームー)」を運営するピンドゥオドゥオが好決算を背景に18.1%高。新型車の発売を控えるテスラは4.5%高。

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