東京株、一時バブル後高値=33年ぶり、好業績が支え 2023年11月20日 16時34分
週明け20日の東京株式市場で日経平均株価が一時、バブル崩壊後の最高値を更新した。好調な企業業績に支えられて買いが優勢となり、朝方に前週末終値比268円26銭高の3万3853円46銭まで上昇。6月19日の取引時間中に付けた3万3772円89銭を上回り、1990年3月以来、約33年8カ月ぶりの高水準となった。
ただ、その後は売りに押され、終値は197円17銭安の3万3388円03銭だった。
前週までの企業の決算発表で好業績が確認された上、業績予想の上方修正も相次いだ。市場では「好業績を背景に株価の先高期待が高まっていた」(中堅証券)という。