〔NY外為〕円、130円台後半(28日朝) 2023年03月28日 22時10分

 【ニューヨーク時事】28日午前のニューヨーク外国為替市場では、円買い・ドル売りが優勢となった海外市場での流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=130円台後半に上昇している。午前9時現在は130円70~80銭と、前日午後5時(131円53~63銭)比83銭の円高・ドル安。
 海外市場では、持ち高調整目的の円買い・ドル売りが優勢となったほか、四半期末を控えて日本の国内輸出企業が円買いの動きを強めたとの見方もあった。ニューヨーク市場に入ってからは、朝方の早い段階では米主要経済指標の発表がなく、新規材料難から円高地合いが継続している。市場はバー米連邦準備制度理事会(FRB)副議長の議会証言や、コンファレンス・ボードが発表する3月の米消費者景気信頼感指数に注目している。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0830~0840ドル(前日午後5時は1.0795~0805ドル)、対円では同141円60~70銭(同142円02~12銭)と、42銭の円高・ユーロ安。

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