米MSのゲーム大手買収承認=「競争制限せず」―公取委 2023年03月28日 21時51分

公正取引委員会は28日、米マイクロソフト(MS)による米ゲームソフト大手アクティビジョン・ブリザードの買収計画を承認すると発表した。日本市場では両社のゲームソフトのシェアが低く、独禁法上「競争を実質的に制限するとはいえない」として審査を終了した。
審査結果によると、日本での家庭用ゲーム機やパソコン向けソフトの市場で、両社のシェアはいずれも5%未満にとどまる。任天堂やソニーグループなど競争力の高い他社も存在し、買収により他のゲーム会社が市場から排除されることはないと結論付けた。