〔NY外為〕円小動き、132円近辺(7日朝) 2023年02月07日 23時09分

 【ニューヨーク時事】7日午前のニューヨーク外国為替市場では、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=132円近辺で推移している。午前9時現在は131円90銭~132円00銭と、前日午後5時(132円58~68銭)比68銭の円高・ドル安。
 海外市場では、米利上げ長期化観測や日銀総裁後任人事を巡る報道をきっかけとした前日までの円売り・ドル買いの流れが一巡。円相場は132円03銭に強含んでニューヨーク市場入りした。
 米商務省が朝方発表した2022年の貿易統計によると、国際収支ベース(季節調整済み)の物品取引における貿易赤字は21年比9.3%増加し、過去最大を更新。発表後に円高・ドル安が進行する場面があったものの、午後にパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の対談やバー副議長の講演を控え、値動きは限定的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0690~0700ドル(前日午後5時は1.0721~0731ドル)、対円では同141円00~10銭(同142円23~33銭)と、1円23銭の円高・ユーロ安。

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