〔東京株式〕値を消す=新たな買い材料なく(7日後場中盤) 2023年02月07日 13時46分
(13時43分)日経平均株価はマイナス圏に沈み、東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を縮めるなど、株価指数は値を消している。為替相場や海外株に大きな変化はないが、相場全体を押し上げる新たな材料が見当たらず、利益確定売りや戻り待ちの売りなどに押される銘柄が散見される。もっとも、「株価上昇により評価損益が改善しており、投資家心理は良い」(国内証券)とされ、手じまいを急ぐ雰囲気もない。
(後場寄り)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに前場終値近辺で小動き。相場全体を動かす新たな手掛かり材料が見当たらず、動意に乏しい相場になっている。
(前引け)【プライム】好業績銘柄が買われ、相場を下支えした。円相場の軟化も追い風となり、日経平均株価は前日比60円71銭高の2万7754円36銭、東証株価指数(TOPIX)は8.82ポイント高の1988.04と、ともに小幅続伸して午前の取引を終えた。
57%の銘柄が値上がりし、37%が値下がりした。出来高は5億7871万株、売買代金は1兆3463億円。
業種別株価指数(33業種)は銀行業、海運業、その他金融業、化学などが上昇した。下落は鉄鋼、不動産業など。
【スタンダード】スタンダードTOP20は反発。出来高1億2253万株。
【グロース】東証マザーズ指数、グロースCoreはともに堅調。
(10時02分)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高でもみ合い状態。「きょうも個別の材料には素直に反応している」(大手証券)とされ、好決算銘柄などは値を上げているが、株価指数を押し上げるような材料は見当たらず、日経平均の上げ幅は限定的だ。「最終的に日経平均がマイナスで終わる可能性もある」(同)という。
(前場寄り付き)日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに小幅高で始まった。円相場の軟化が輸出関連業種を中心に日本株の支えとなり、売買代金上位では値上がりする銘柄が多い。