〔NY外為〕円上伸、112円台後半(3日) 2021年12月04日 07時19分

 【ニューヨーク時事】週末3日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円が買われ、円相場は1ドル=112円台後半に上伸した。午後5時現在は112円80~90銭と、前日同時刻(113円15~25銭)比35銭の円高・ドル安。
 米長期金利の低下を背景に日米金利差の観点から円買い・ドル売りが優勢となった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染例が世界各地で相次いで確認される中で米株式相場が下落。投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産として円が買われた面もあった。
 朝方発表された11月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比21万人増と、伸びが大きく鈍化し、市場予想(ロイター通信調べ)の55万人増も大きく下回った。一方、失業率は4.2%と、前月の4.6%から大きく改善。強弱まちまちの内容となったことで市場の評価が分かれ、発表直後は一時乱高下した。ただ、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)がテーパリングを加速し、来年に利上げを数回行うとの観測を大きく損なう内容ではなかったとの見方が多かったもようだ。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1305~1315ドル(前日午後5時は1.1295~1305ドル)、対円では同127円58~68銭(同127円83~93銭)と、25銭の円高・ユーロ安。

前日からの主な出来事