〔米株式〕NYダウ反落、137ドル安=ナスダックも安い(3日午前) 2021年12月04日 00時52分

 【ニューヨーク時事】週末3日午前のニューヨーク株式相場は、米雇用統計など一連の経済指標の発表を受けて売りが優勢となり、反落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時11分現在、前日終値比137.44ドル安の3万4502.35ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は252.96ポイント安の1万5128.36。
 米労働省が朝方発表した11月の雇用統計は、非農業部門の就業者数が前月比21万人増と、前月から大きく鈍化。市場予想(55万人増=ロイター通信調べ)に比べ弱い数字となった。これを受けて米利上げ前倒しへの警戒感が後退し、ダウは上昇して始まり、一時160ドル超高となった。ただその後、失業率が4.2%と、前月の4.6%から改善した堅調な側面が注目されたほか、米サプライ管理協会(ISM)が発表した11月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)も69.1と予想の65.0を上回ったことで、早期利上げ警戒感が再燃し、売り圧力がかかった。
 新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染例が世界各国で確認される中、投資家の神経質なムードを反映し、不安定な値動きとなっている。
 個別銘柄では、セールスフォース・ドットコム、ボーイングがともに2%超安となり、ダウの下げを先導。オミクロン株の感染拡大懸念から、デルタ航空、ラスベガス・サンズ、カーニバルなども下落している。

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