〔東京株式〕上昇=円安でプラス転換(14日前場) 2025年03月14日 11時51分

 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は前日比129円09銭高の3万6919円12銭と上昇した。前日の大幅な米国株安を受けて下落して始まり一時下げ幅を200円近くまで拡大。しかし、為替が円安方向に進むと買いが優勢となりプラスに転じた。東証株価指数(TOPIX)は、10.68ポイント高の2709.04。
 50%の銘柄が値上がりし、46%が値下がりした。出来高は10億4451万株、売買代金は2兆6484億円。
 業種別株価指数(33業種)は非鉄金属、輸送用機器、保険業などが上昇。陸運業、空運業、サービス業などが下落した。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億1273万株。
 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反発。

 (10時01分)下落して寄り付いた日経平均株価は、為替が円安方向に進行していることを好感しプラスに転換している。トランプ米大統領によるEUへの大幅関税賦課方針が伝えられ、前日の米国株式は大幅安となったが「東京市場では既に織り込まれていた面もあった」(大手証券)ことも日経平均の上昇につながっているようだ。
 プライム市場では6割超の銘柄が値上がり。業種別では輸送用機器の上昇が目立っている。

 (寄り付き)前場の日経平均株価は、前日比183円25銭安の3万6606円78銭と下落して始まった。米国株安の流れを引き継ぎ、売りが優勢となっている。

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