〔NY石油〕WTI反落、77ドル台(11日午前) 2024年06月11日 23時12分

 【ニューヨーク時事】11日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米中主要経済指標の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控え、様子見姿勢が強まる中、反落している。米国産標準油種WTIの中心限月7月物は午前9時40分現在、前日清算値(終値に相当)比0.30ドル安の1バレル=77.44ドル。
 12日には、市場の関心が集まる5月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。また米連邦準備制度理事会(FRB)は11、12両日にFOMCを開催する。政策金利の据え置きが確実視されているものの、市場参加者らは、金融政策の行方を占おうと、会合後の声明や会合参加者が示す金利見通し(ドットプロット)、パウエルFRB議長の記者会見に注目している。また世界最大の石油輸入国である中国が12日に発表する5月のCPIも注目材料となっており、警戒感から原油は売りが出やすい地合いとなっている。
 外国為替市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建てで取引される商品の割高感が高まり、相場を下押ししている。

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