〔東京外為〕ドル、154円台後半=強弱材料の交錯でこう着(17日午後3時) 2024年04月17日 15時03分

 17日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、強弱材料が交錯する中、1ドル=154円台後半でこう着している。FRBのパウエル議長らの利下げに慎重な発言は支援要因ながらも、介入警戒感が圧迫要因となり、上下に動きにくい。午後3時現在、154円62~63銭と前日(午後5時、154円39~39銭)比23銭のドル高・円安。
 ドル円は早朝、前日の海外市場でやや買われた流れを受け、154円60銭台で取引された。午前9時以降、強弱材料が交錯する中、早朝段階とおおむね同水準でのレンジ取引にとどまった。正午も動意はなく、午後に入ってからも「ほぼ横ばい圏内の取引にとどまっている」(FX業者)と指摘されている。
 前日の米国時間の序盤は、政府・日銀の介入を警戒した売りで153円90銭近辺に急落した。その後は買い戻され、中盤以降はパウエル議長などの利下げに慎重な発言などに支援され、154円80銭前後に切り返した。終盤は、154円70銭前後で推移した。
 東京時間に入ってからは「上下に動きにくい中、こう着感が強い状態」(運用会社エコノミスト)となった。利下げに慎重なパウエル議長の発言はドル円を支援しているものの、「155円に近い水準ではいつ介入が入ってもおかしくはない」(大手邦銀)ため、「目先もこう着商状になるのではないか」(同)との声が聞かれる。
 ユーロは午後に入って対円、対ドルでやや軟化。午後3時現在は、1ユーロ=164円10~11銭(前日午後5時、163円91~94銭)、対ドルでは1.0612~0612ドル(同1.0617~0618ドル)。

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