〔NY金〕4日続伸、2407.80ドル=史上最高値更新(16日) 2024年04月17日 04時39分

 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、中東情勢懸念でリスク回避の金買いが優勢となり、4営業日続伸した。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比24.80ドル(1.04%)高の1オンス=2407.80ドルとなり、史上最高値を更新した。
 イスラエルの戦時内閣は16日、イランによる対イスラエル攻撃への対抗措置について、前日に続き議論。米国などは自制を求めているものの、イラン領土内を攻撃するとの見方もあり、イランとイスラエルの応酬が激化するとの懸念から「安全資産」としての金に引き続き買いが集まった。
 また外国為替相場では、対ユーロでドル売りが先行する場面があり、ドル建てで取引される金の割安感につながった。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長はこの日の講演で、力強い雇用やインフレを背景に、「政策金利は現行水準で据え置く」と述べた。利回りを生まない金にとって高金利環境はマイナス要因で、上値も限定的だった。

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