〔東京外為〕ドル、151円台半ば=高値警戒で調整売り(3日午前9時) 2024年04月03日 09時07分

 3日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、高値警戒による調整売りなどに押され、1ドル=151円台半ばに下落した。午前9時現在は、151円54~54銭と前日(午後5時、151円67~68銭)比13銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は手掛かり材料が乏しく、151円60銭前後でもみ合い。米国時間の序盤は、独長期金利上昇を受けたユーロ買い・ドル売りなどに圧迫され、151円40銭台に軟化した。中盤以降は、利下げ後ずれ観測によるショートカバーで、151円50~60銭台に持ち直した。3日の東京早朝は、151円50銭台でこう着。
 前日発表された米製造業受注は市場予想を上回り、米長期金利は昨年11月下旬以来の高水準を付けたが、ドル買いは手控えられた。市場関係者は「実弾介入への恐怖心から、上値トライには慎重になっている」(FX会社)と説明する。
 東京市場は、経済指標の発表など取引材料が見当たらない中、米利下げ先送り観測と介入警戒のせめぎ合いで、151円台半ばを中心としたボックス圏に収まる見込み。また、米国時間に3月のADP全米雇用報告やISMサービス業PMI、パウエル議長をはじめ複数のFRB高官の発言が予定されることも、投資家の積極的な売買を手控えさせるもよう。
 ユーロは対円、対ドルで上昇。午前9時現在は、1ユーロ=163円17~20銭(前日午後5時、162円90~92銭)、対ドルでは1.0767~0768ドル(同1.0740~0740ドル)。

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