〔NY外為〕円、151円台半ば(2日) 2024年04月03日 06時45分

 【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を受けた円売り・ドル買いが一巡し、円相場は1ドル=151円台半ばに上伸した。午後5時現在は151円48~58銭と、前日同時刻(151円59~69銭)比11銭の円高・ドル安。
 ニューヨーク市場は151円65銭で取引を開始した。米サプライ管理協会(ISM)が前週末発表した3月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が1年5カ月ぶりに製造業の景況拡大と縮小の分岐点である50を上回ったことを受け、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が6月にも米利下げを開始するとの期待が幾分後退。米長期金利の指標である10年利回りが朝方、一時4.4%台まで上昇する中、日米金利差の拡大を意識してドルが底堅く推移した。
 ただ、値動きは限定的。翌3日にパウエルFRB議長が発言するほか、5日に米雇用統計の発表を控え、いずれも内容を見極めたいとの思惑が強く、動意に乏しかった。加えて、日本政府・日銀による為替介入への根強い警戒感もあり、終盤はレンジ内で円買いがやや優勢となる場面もあった。
 一方、米労働省が2日発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人数が前月比8000件増の875万6000件と、市場予想(874万件=ロイター通信調べ)を小幅に上回ったが、反応は一時的だった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0764~0774ドル(前日午後5時は1.0737~0747ドル)、対円では同163円14~24銭(同162円82~92銭)と、32銭の円安・ユーロ高。

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