〔東京外為〕ドル、147円台前半=全般的なドル高などで上昇(7日午前9時) 2023年12月07日 09時05分

 7日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、ユーロなど主要な通貨に対する全般的なドル高などに支援され、1ドル=147円台前半に上昇している。午前9時現在、147円17~18銭と前日(午後5時、146円96~97銭)比21銭のドル高・円安。
 前日の海外市場では、欧州時間はいったん買われ、147円50銭前後に浮上。米国時間の序盤は、ADP全米雇用報告が弱めとなり、147円付近に反落した。ただ、同水準では下げ渋り、終盤は147円台前半から同半ばのレンジ内で上下動した。東京時間の早朝は147円20銭前後で推移している。
 11月のADP全米雇用報告は非農業部門就業者数が前月比10万3000人増と市場予想(13万人増=ロイター通信調べ)を下回り、米長期金利は低下した。これに伴ってドル円は下押しを余儀なくされたが、「ユーロや豪ドルなどに対してドル買いが目立つ地合いだった」(FX業者)こともあり、結果的にドル円は方向感を欠いた。
 東京時間の早朝は、前日夕方に比べて水準は切り上がったが、「値動きの中心はユーロドルなどで、ドル円のペアについては決め手を欠いている」(大手邦銀)とされ、全般は147円台前半のレンジ圏にとどまる公算が大きい。明日には米雇用統計の発表を控えていることもあり、「様子見ムードが強まるのではないか」(同)との声も聞かれる。
 ユーロは対円、対ドルで下落。ECBの早期利下げ観測が根強く、ユーロ売りが続いている。午前9時現在、1ユーロ=158円46~46銭(前日午後5時、158円56~57銭)、対ドルでは1.0766~0766ドル(同1.0789~0790ドル)。

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