〔NY金〕3日ぶり反発、2047.90ドル(6日) 2023年12月07日 05時02分

 【ニューヨーク時事】6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、軟調な米雇用関連指標の発表を受けた米金利やドル指数の低下を眺め、3営業日ぶりに反発した。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比11.60ドル(0.57%)高の1オンス=2047.90ドル。
 米民間雇用サービス会社ADPが朝方発表した11月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は前月から10万3000人増加。市場予想の13万人増加(ロイター通信調べ)を下回った。前日に米労働省が発表した10月の雇用動態調査(JOLTS)でも、求人数は2021年3月以来2年7カ月ぶりの少なさを記録していた。
 労働市場の軟化トレンドが改めて裏付けられたとして、この日の米債券市場では長期金利の指標である10年物の利回りが一時4.11%付近と約3カ月ぶりの水準に低下。また、外国為替市場ではドルが売られ、利子が付かず、割安感の生じた金の投資妙味が増す中で、相場はほぼ終日プラス圏で推移した。
 ただ、週末8日に11月の米雇用統計の発表を控え、2050ドル付近で伸び悩む展開。足元の景気動向や金融政策の転換時期に対する市場の関心は強く、様子見姿勢も目立った。

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