〔米株式〕ダウ小幅続伸、13ドル高=景気減速懸念で(29日) 2023年11月30日 06時38分

 【ニューヨーク時事】29日のニューヨーク株式相場は、米経済の減速懸念がくすぶる中、小幅続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比13.44ドル高の3万5430.42ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は23.27ポイント安の1万4258.49で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億5954万株増の9億8735万株。
 米長期金利の低下が好感され、ダウの上げ幅は一時160ドルを超えた。ところが、米連邦準備制度理事会(FRB)が「経済活動が鈍化した」とする内容の全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)を公表した後、ダウは引けにかけて値を消した。
 本格化する年末商戦を巡り、店舗への客足が伸び悩んでいることが嫌気された小売り大手ウォルマートは1.6%安と、全体の足を引っ張った。
 一方、自社株買いの実施を公表した米自動車大手ゼネラル・モーターズは9.4%高、引け後に決算を公表する米顧客管理ソフトウエア大手セールスフォースは2.4%高と伸長した。
 この他の個別銘柄では、アップルが0.5%安、シェブロンが1.1%安、マイクロソフトが1.0%安。ボーイングは0.9%高、インテルは1.6%高、ナイキは1.5%高だった。

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