〔ロンドン外為〕円、147円台後半(21日正午) 2023年09月21日 20時28分

 【ロンドン時事】21日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米長期金利の低下を受けてドル売り・円買いが優勢となる中、1ドル=147円台後半で取引された。正午現在は147円69~79銭と、前日午後4時(147円65~75銭)比04銭の円安・ドル高。
 円は朝方に148円20銭台で推移した後、しばらく狭いレンジでもみ合った。中盤以降は、米長期金利の低下を眺めて水準を切り上げ、147円台に入った後も強含んだ。米金融引き締め長期化による日米金利差の拡大観測は根強いものの、日本の通貨当局による為替介入や日銀の金融政策決定会合の結果発表に警戒感が広がっている。
 対ユーロは1ユーロ=157円30~40銭(前日午後4時は158円28~38銭)と、98銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0644~0654ドル(同1.0715~0725ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2278~2388ドル(同1.2393~2403ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9054~9064フラン(同0.8941~8951フラン)。

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