〔米株式〕NYダウ続落、134ドル安=ナスダックも安い(31日) 2023年06月01日 06時06分

 【ニューヨーク時事】31日のニューヨーク株式相場は、米債務上限関連法案の下院採決を控え警戒感が広がり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比134.51ドル安の3万2908.27ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は82.14ポイント安の1万2935.29で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比12億4966万株増の21億7292万株。
 下院はこの日夜に法案を採決する予定。バイデン米大統領と野党共和党のマッカーシー下院議長は28日に債務上限の引き上げで最終合意したが、「法案が可決成立するまでは一定程度、市場の重荷になる」(日系証券)とみられる。
 この数日大幅続伸してきたエヌビディアなどハイテク銘柄に利益確定売りが広がったことも相場を押し下げた。月末でポジション調整の売りも出やすかった。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン理事がこの日、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送りを示唆したことは支援材料になった。ダウは取引序盤に一時300ドル安を付けたが、引けにかけて下げ幅を縮めた。
 個別銘柄では、エヌビディアが5.7%安と大幅に下落。マイクロソフトは0.9%安、IBMは0.7%安。一方でインテルは、エヌビディアのフアン最高経営責任者(CEO)が協業に前向きな発言をしたと伝えられたことを受け、4.8%高。他に、この日引け後に決算発表を行うセールスフォースは2.1%高だった。

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