〔ロンドン外為〕円、140円台前半(30日正午) 2023年05月30日 20時29分
【ロンドン時事】連休明け30日午前のロンドン外国為替市場では、米債務上限問題を巡る議会の法案採決を翌日に控えて様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=140円台前半で取引された。正午現在は140円10~20銭と、前週末午後4時(140円45~55銭)比35銭の円高・ドル安。
朝方は140円台前半でもみ合う展開となった。財務省と金融庁、日銀が国際金融資本市場に関する情報交換会合(3者会合)を開くと伝わり、金融緩和修正への思惑から円はやや強含んでいたものの、「市場のさまざまなリスクへの対応に万全を期すことを確認」(神田真人財務官)する内容にとどまったため、一時140円60銭台まで売り戻された。
対ユーロは1ユーロ=150円35~45銭と、前週末午後4時と同水準。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0725~0735ドル(同1.0700~0710ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2425~2435ドル(同1.2325~2335ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9020~9030フラン(同0.9065~9075フラン)。