〔NY石油〕WTI4日ぶり反落、71.83ドル(25日) 2023年05月26日 04時48分

 【ニューヨーク時事】25日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の追加減産観測が後退して売り込まれ、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月7月物は前日清算値(終値に相当)比2.51ドル(3.38%)安の1バレル=71.83ドルだった。8月物は2.36ドル安の71.93ドル。
 ロシアのノバク副首相は25日、同国メディアに対して現行のOPECプラスの産油政策をめぐり、6月4日のOPECプラス会合で「新しい手段が講じられるとは思わない」と発言した。また、プーチン大統領が24日にエネルギー価格が「経済的に正当な」水準に近づいており、ロシアはエネルギー供給に関する義務を引き続き果たしていると述べた。
ロシアが追加減産を重要視していないと受け止められたことで、追加減産観測が後退し、原油が売られた。
 また、外国為替市場では対ユーロでドル高が先行。ドル建てで取引される商品の割高感につながり、原油の重しとなった。
 ▽ガソリン=5営業日ぶり反落。6月物の清算値は4.77セント安の1ガロン=267.35セント。
 ▽ヒーティングオイル=反落。6月物の清算値は6.75セント安の1ガロン=234.62セント。

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