〔東京株式〕反発=2万8000円回復、割安株に買い(31日) 2023年03月31日 15時07分

 【プライム】金融不安の後退で米国株が上昇したほか、為替相場が円安に進んだことも追い風となり、投資尺度からみて割安感のある銘柄を買う動きが優勢となった。日経平均株価は2万8000円台を回復し、上げ幅は一時300円を超えた。終値は日経平均が前日比258円55銭高の2万8041円48銭、東証株価指数(TOPIX)が20.18ポイント高の2003.50と、いずれも反発した。
 70%の銘柄が値上がりし、値下がりは26%。出来高は14億2527万株、売買代金は3兆7422億円。
 業種別株価指数(全33業種)では鉄鋼、卸売業、精密機器の上昇が目立った。下落は海運業、食料品、ゴム製品など。
 【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高1億5280万株。
 【グロース】グロースCoreはさえない。東証マザーズ指数は小幅に3日続伸。

市況・概況