〔NY外為〕円、130円台前半(24日) 2023年01月25日 07時22分

 【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の低下を受けて円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=130円台前半に上昇した。午後5時現在は130円11~21銭と、前日同時刻(130円61~71銭)比50銭の円高・ドル安。
 円相場は130円28銭で米市場入り。S&Pグローバルがこの日朝に発表した1月の製造業とサービス業を合わせた米購買担当者景況指数(PMI)速報値は総合で46.6と前月確報値の45.0から上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。ただ、業況の拡大・縮小を判断する節目の50を引き続き下回ったことで、米景気減速への警戒感から米長期金利が低下。円買い・ドル売りが進行した。
 市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が次回の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を25ベーシスポイント(bp)に縮小することを織り込んでいる。米利上げペース減速の観測が強まる中、日銀が大規模緩和策の追加修正を行うとの見方が依然として根強く、日米金利差縮小観測がくすぶっている。
 ただ、昨年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値や昨年12月の個人消費支出(PCE)物価指数の発表を今週後半に控え、内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードも強く、円の上値は抑えられた。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0883~0893ドル(前日午後5時は1.0866~0876ドル)、対円では同141円72~82銭(同142円01~11銭)と、29銭の円高・ユーロ安。

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