〔NY石油〕WTI続落、76.93ドル(5日) 2022年12月06日 05時29分

 【ニューヨーク時事】週明け5日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、堅調な米経済指標の発表を受けたドル上昇に伴う割高感が嫌気され、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月1月物は前週末清算値(終値に相当)比3.05ドル(3.81%)安の1バレル=76.93ドルだった。2月物は2.97ドル安の77.08ドル。
 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は4日に開催した会合で、日量200万バレルの減産目標を据え置くことで合意した。
 先進7カ国(G7)と欧州連合(EU)、オーストラリアはこの日、海上輸送されるロシア産原油の取引価格に1バレル=60ドルの上限を設ける追加制裁を発動した。これらを手掛かりに買いが先行し、朝方はプラス圏で推移。中国で「ゼロコロナ」対策に基づく厳しい行動規制の緩和が一層進んでいることも相場の支援材料となっていた。
 しかし、前週末に発表された11月の雇用統計に続き、この日午前に米サプライ管理協会(ISM)が発表したサービス業購買担当者景況指数(PMI)も市場予想を上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ局面が長期化するとの見方から、対主要通貨でドルが上昇。ドル建てで取引される商品に割高感が生じたことから、あとマイナス圏に転落した。
 ▽ガソリン=3営業日続落。中心限月1月物の清算値は7.85セント安の1ガロン=220.19セント。
 ▽ヒーティングオイル=3営業日続落。1月物の清算値は16.87セント安の1ガロン=299.98セント。

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