〔NY外為〕円、144円台後半(30日) 2022年10月01日 06時16分

 【ニューヨーク時事】週末30日のニューヨーク外国為替市場では、欧米のインフレ関連指標発表を経て円売り・ドル買いが優勢となり、円相場は1ドル=144円台後半に下落した。午後5時現在は144円70~80銭と、前日同時刻(144円41~51銭)比29銭の円安・ドル高。
 アジア市場で円は対ドルで144円20銭台まで上昇したものの、ユーロ圏消費者物価指数発表後に下落に転じた。対ユーロでのドル買いが対円に波及したとみられる。
 米時間入り後、8月の米個人消費支出(PCE)物価指数が発表され、相場は一時144円台半ばで上下する展開となった。コアPCE物価指数は前月比0.6%上昇と、市場予想(0.5%上昇)を上回り、根強いインフレ圧力が確認された一方、個人消費も前月比0.4%と市場予想(0.2%増)を上回り、消費の底堅さが示された。ミシガン大消費者景況感指数やシカゴ購買部景気指数は市場予想を下回る弱い内容だった。
 その後、米長期金利が下げ幅を縮小したことを眺め、円売り・ドル買いの流れが継続。ただ、144円台後半では円の下値が堅く、取引終盤は144円70銭台を中心に小動きとなった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=0.9795~9805ドル(前日午後5時は0.9810~9820ドル)、対円では同141円92銭~142円02銭(同141円60~70銭)と、32銭の円安・ユーロ高。

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