〔NY石油〕WTI続落、79.49ドル=週間では5週ぶりプラス(30日) 2022年10月01日 05時19分

 【ニューヨーク時事】週末30日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、有力産油国の生産方針に関する決定に注目が集まる中、続落した。米国産標準油種WTIの中心限月11月物の清算値(終値に相当)は、前日比1.74ドル(2.14%)安の1バレル=79.49ドル。ただ週間では0.95%上昇し、5週ぶりにプラスとなった。12月物の清算値は1.70ドル安の78.72ドル。
 早朝までは堅調に推移。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が10月5日に開く会合で、11月に日量50万~100万バレルの追加減産を行う方向で調整しているとの報を受け、需給引き締まり観測が広がった。
 しかし、その後は売りが優勢となり、相場はマイナス圏に転落。9月のOPEC産油量が前月比21万バレル増の日量2981万バレルと、2020年4月以来2年5カ月ぶりの大きさになったとする調査結果をロイター通信が公表した。また、外国為替市場ではドル指数が約20年ぶりの高値圏にあり、ドル建てで取引される原油先物の割高感も嫌気された。
 この日は週末、月末、四半期末が重なり、持ち高調整の買い戻しも幾分見られたが、午後には再び軟調となり、80ドルの節目を割り込んだ。
 ▽ガソリン=続落。中心限月10月物の清算値は3.50セント安の1ガロン=247.26セント。
 ▽ヒーティングオイル=続落。10月物の清算値は4.56セント安の1ガロン=336.90セント。

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