〔東京外為〕ドル、134円台前半=米金利上昇で水準切り上げ(17日午前9時) 2022年08月17日 09時17分

 17日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇を受け、1ドル=134円台前半に水準を切り上げている。午前9時現在、134円28~29銭と前日(午後5時、133円66~66銭)比62銭のドル高・円安。
 前日の欧州時間では、米金利上昇と歩調を合わせて序盤に節目の134円を上抜けた。米国時間入り直後には134円65銭前後まで値を伸ばしたが、その後は利食い売りも散見され、134円20銭付近まで軟化。中盤に134円45銭前後まで戻すも、日本時間18日未明に発表される7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を控えて持ち高調整の売りが出て、終盤は134円10~20銭台でもみ合った。東京の早朝は134円30銭台まで買われるなどやや強含みに推移。午前9時前に発表された7月の貿易統計に対する反応は乏しかった。
 FOMC議事要旨がタカ派的な内容になるとの思惑があり、足元は「このところ後退していた日米金利差の拡大観測が再燃した」(FX業者)状況で、7月の米消費者物価指数(CPI)をきっかけに下落した分を取り戻す展開になっている。上値模索機運はなおも強く、堅調な展開が予想される日経平均株価動向などにも後押しされ、この後は135円近辺の攻防に移行することも想定される。もっとも、今晩は7月の米小売売上高が公表されるだけに、それまでは「積極的に持ち高傾けるムードにはなりにくい」(国内証券)との声も聞かれた。
 ユーロは対円で上昇、対ドルでは小幅高。午前9時現在、1ユーロ=136円57~58銭(前日午後5時、135円80~81銭)、対ドルでは1.0169~0169ドル(同1.0160~0160ドル)。

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