〔NY外為〕円下落、135円前後=好調な米雇用統計受け(5日) 2022年08月06日 06時37分

 【ニューヨーク時事】週末5日のニューヨーク外国為替市場では、好調だった7月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが加速するとの見方が強まり、円売り・ドル買いが急速に進んだ。円相場は1ドル=135円前後に大きく下落した。午後5時現在は134円97銭~135円07銭と、前日同時刻(132円88~98銭)比2円09銭の円安・ドル高。
 米労働省が朝方発表した7月の雇用統計では、非農業部門の就業者数が前月比52万8000人増となり、伸びが前月から加速。市場予想も大きく上回った。
 FRBは、労働需給が逼迫(ひっぱく)することで賃金が上昇し、インフレが加速する事態を懸念している。市場では「次回9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で再び0.75%の大幅利上げをする可能性が高まった」(米銀エコノミスト)と受け止められ、利上げペースが加速するとの見方が広がった。
 外為市場では、金融緩和を続ける日銀とのスタンスの違いから、日米の金利差拡大が意識され、金利収入の見込めるドルを買い、円を売る動きが強まった。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0190~0200ドル(前日午後5時は1.0242~0252ドル)、対円では同137円40~50銭(同136円20~30銭)と、1円20銭の円安・ユーロ高。

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