〔東京外為〕ドル、136円台前半=売買交錯でもみ合う(29日正午) 2022年06月29日 12時30分

 29日午前の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、売買が交錯し、1ドル=136円台前半を軸にもみ合う展開となった。正午現在は136円09~11銭と前日(午後5時、135円73~77銭)比36銭のドル高・円安。
 前日の海外時間は、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者からの積極的な利上げ支持の発言などを支援材料にドル円は23日以来となる136円台に乗せ、終盤には一時136円35銭前後まで上値を切り上げた。しかし、きょう東京時間の早朝には、時間外取引での米株先物の軟調を受けて136円近辺まで軟化した。
 東京市場では日米金利差の拡大観測を背景に仲値前には136円20銭近辺まで強含む場面も見られたが、5日ぶりに反落した日経平均株価を眺めたリスク回避のドル売り・円買いに135円80銭台へ下落。その後136円10銭台へと持ち直したが、「136円台ではいったん利益確定に動く投資家も多い」(外為ブローカー)とされ、さらに上値を目指す勢いは見られなかった。
 市場では、前日発表された6月の米消費者信頼感指数が今年後半の米経済成長の鈍化を示唆する内容だったと受け止められ、「東京市場でのドルの一段高を阻む一因になっている」(FX業者)との声が聞かれた。
 ユーロも朝方から対円、対ドルともにもみ合い。正午現在、1ユーロ=143円29~30銭(前日午後5時、143円68~69銭)、対ドルでは1.0528~0528ドル(同1.0584~0584ドル)。

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