〔NY外為〕円、136円台前半(28日) 2022年06月29日 06時20分

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利の上昇を受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は1ドル=136円台前半に下落した。午後5時現在は136円10~20銭と、前日同時刻(135円43~53銭)比67銭の円安・ドル高。
 米長期金利の指標となる10年債利回りが3.2%近辺で推移する中、日米の金利差拡大観測を背景に円売り・ドル買いが先行。円は再び136円台にレンジを切り下げた。
 ただ、5月の個人消費支出(PCE)・物価指数の発表を30日に控え、インフレ動向を見極めたいとの思惑から様子見ムードが広がり、方向感に乏しい展開となった。
 この日は、米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが積極的な利上げを支持する一方、景気後退入りには否定的な見解を示したが、市場では材料視されなかった。ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は、米CNBCテレビのインタビューで、インフレ抑制のため、迅速な利上げの必要性を強調する一方で、「現時点では景気後退は基本シナリオではない」と発言。米サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は雇用、消費両面での好調を指摘し、「よりソフトなランディング(着陸)」は可能との見方に言及した。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0516~0526ドル(前日午後5時は1.0577~0587ドル)、対円では同143円28~38銭(同143円28~38銭)と、変わらずの水準。

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