〔東京外為〕ドル、127円台前半=ユーロ高の余波で下落(24日午後5時) 2022年05月24日 17時13分

 24日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需買いなどを背景に1ドル=128円台に乗せる場面があったが、その後は日経平均株価の下げ幅拡大に加え、ユーロ高の余波の影響も及び、127円台前半まで下押す展開になった。午後5時現在、127円28~28銭と前日(午後5時、127円59~59銭)比31銭のドル安・円高。
 ドル円は早朝、127円80銭前後で取引された。午前9時すぎにはやや売りが優勢となって弱含んだが、実需筋の買いなどが入ったことから持ち直し、仲値すぎには128円台に浮上。同水準では利食い売りなどが厚く、正午前後は127円70銭台に押し戻された。午後は、日経平均の下げ幅拡大が重しとなったほか、終盤に入るとユーロ高・ドル安の余波で下げ足が速まり、127円10銭台まで水準を切り下げた。
 ラガルドECB総裁の「第3四半期末には金利はプラスの公算」などのタカ派発言が伝わってユーロ高・ドル安が進展。その余波で「ドル円は売りが強まった」(為替ブローカー)という。ユーロに対して円も売られたものの、「それ以上にドルが売られたことから、ドル円の押し下げにつながった」(FX業者)ようだ。目先も「ユーロ動向に振らされやすい状況が続く」(先のブローカー)とみられている。
 ユーロは対円で強含み、対ドルでは上昇。ラガルド総裁のタカ派発言で買いが強まった。午後5時現在、1ユーロ=136円57~60銭(前日午後5時、135円25~26銭)、対ドルでは1.0730~0730ドル(同1.0600~0604ドル)。

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