〔NY石油〕WTI3日続伸、110.49ドル=7週間ぶり高値(13日) 2022年05月14日 04時47分

 【ニューヨーク時事】週末13日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、欧州を中心とした根強いエネルギーの供給不安に加え、ガソリン先物や米国株の上昇を追い風に3営業日続伸した。米国産標準油種WTI6月物の清算値(終値に相当)は前日比4.36ドル(4.11%)高の1バレル=110.49ドルと、中心限月としては3月25日以来7週間ぶりの高水準となった。週間では0.66%上昇。7月物の清算値は4.23ドル高の108.63ドルだった。
 景気先行き不透明感を背景とした前日までのリスク回避ムードが一服。この日は世界的に株高となり、同じくリスク資産である原油先物相場は早朝に上向いた。
 日中もガソリン先物高を眺めた買いが波及。全米自動車協会(AAA)によると、全米ガソリン平均小売価格はこの日、1ガロン=4.43ドルと過去最高値を更新した。
 このほか、欧州連合(EU)による経済制裁で、日量300万バレル程度のロシア産石油の供給が失われるとの見方が引き続き相場を支援。また、厳格な新型コロナウイルス対策を実施する中国の国務院(内閣に相当)が景気を支援する方針を示したことも好感され、終盤にかけてほぼ一本調子で上昇した。
 ▽ガソリン=3営業日続伸。中心限月6月物の清算値は16.61セント(4.38%)高の1ガロン=395.78セント。
 ▽ヒーティングオイル=小反発。6月物の清算値は0.51セント(0.13%)高の1ガロン=392.12セント。

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