〔東京外為〕ドル、128円台後半=買い先行も利益確定売り(13日午後5時) 2022年05月13日 17時38分

 13日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、実需筋の動きや米長期金利の低下一服で買いが先行した後、利益確定売りに押される展開となった。終盤は1ドル=128円台後半を軸にもみ合った。午後5時現在、128円80~81銭と前日(午後5時、128円80~85銭)とほぼ同水準。
 東京時間のドル円は128円60銭前後で始まった後、日経平均株価が堅調に推移する中、仲値にかけて128円80銭台に浮上した。本日は実質的な「五・十日」に当たることに加え、週末とあって国内輸入企業の買いが進み、午前10時すぎに一時129円30銭台まで上伸。時間外取引で米長期金利が持ち直したこともドル買いを後押しした。
 正午にかけて買い戻しが一巡すると、128円80銭前後に下落。その後も利益確定売りで128円50銭前後に軟化したが、終盤はもみ合いながら128円80銭前後まで値を戻した。
 実需や米長期金利の動向に振らされたものの、目新しい材料に乏しいことから売買の厚みが薄く、「ボラティリティ(変動率)が高まった」(大手証券)との指摘があった。
 来週は、17日に発表される4月の米小売売上高が材料として注目されている。ただ、市場関係者は「(経済指標そのものの結果よりも)米連邦準備制度理事会(FRB)の動きに伴う米長期金利の変動の方が影響を及ぼす」(先の大手証券)とみており、ドル円はしばらく米長期金利に連動した相場展開を余儀なくされるとの見方が根強い。
 ユーロは午後に入って対円、対ドルで堅調。午後5時現在、1ユーロ=134円16~17銭(前日午後5時、134円78~78銭)、対ドルでは1.0414~0417ドル(同1.0459~0460ドル)。

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